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制作年月日 平成20年6月27日
私見:2008年大統領選挙

これを書いているのは3月の終わりですので、現時点での情報を基にして、私の目から見た2008年11月に予定されている大統領選挙の成り行きを書いてみます。
これを書こうと思ったのは、現役のNY州知事が国際的な売春組織のお客だったとして、3月10日にNYタイムズがインッターネット版ですっぱ抜いたのが原因で、彼の辞任に至った事件が起こったのですが、この事件は彼の失脚以外に他に隠された意図が潜んでいるような気がするからなのです。

結論から言うと、11月には共和党のジョン・マッケイン氏が選ばれると思うのです。
その根拠になる大きな理由は2つあります。
アメリカ国民の80%がイラクからの即時撤退を希望し、ブッシュの共和党政権8年間にあきあきしているのが現在のアメリカの状況ですから、民主党のヒラリー上院議員かオバマ上院議員に落ち着くというのが、世間一般の考えなのは私は充分わかっています。
私のこのサイトに一通り目を通された方は、CFR(外交問題評議会)の存在についてよく理解されていると思うので、民主党も共和党も同じ穴のムジナなのは熟知されていると思います。今回の選挙において共和党との違いを強調するために、民主党の2大候補の両方ともイラクから、片方は段階的にもう一方は即時に撤退を公約しています。
しかしアメリカがイラクに武力侵攻した理由は2つあって、一つはサダム・フセインに国有化された石油施設の奪回と、もう一つは常に正常不安定な中東における恒久的な米軍の基地の確保なのです。
それなのに民主党が政権を執って公約通りに米軍を撤退すると、用心棒がいなくなるということですから、そこに大枚を投資したアメリカ企業は危なくてビジネスを継続できませんから、撤退を余儀なくされるのは目に見えています。
また勿論ですが、米軍基地も手放すことになります。
これはアメリカの軍産複合体にとっても政界を裏から動かす石油メジャーにとっても、絶対に黙認できないことなのですから、明確にイラクでの米軍継続をうたっているジョン・マケインを大統領にしたいのです。 これが理由の一つ目です。

2つ目の理由は、今まで大統領選挙の候補者として残ってきたのは、常にWASPと呼ばれる連中でしたから、ゴア氏が出ていれば殆ど間違いなく勝利は民主党だったのです。しかし今回の民主党の2大候補が一方が女性でもう一方が黒人になったのは、ジョン・マケインを大統領にするために周到に仕組まれた作戦なのです。
つまりどちらが候補に選ばれたとしても、それを嫌ってWASPであるジョン・マケインに投票するという人物が、民主党の中からでも出る可能性が高いのです。
まして今回の民主党の2人の戦いは史上稀に見る接戦ですから、最後の最後までもつれると、それだけ余計に相手候補に対する憎しみが募りますから、自分の支持する候補が負けたときの反動が大きいのです。

そして今回のスキャンダル事件の中心人物のNY州知事は、民主党員で今度の選挙ではヒラリーを支持していますから、今回の醜聞はヒラリーと、強いては民主党の評判を悪くするために公表された臭いがするのです。
なぜかというと、この国際的売春組織は大変高級を稼ぐ女性の集まりで、1時間に1000ドルから5500ドルの料金なのです。
普通の人間にはとても利用できるはずがないですから、会員はかなり名前の知られた人や会社の関係者がいてもおかしくないのですが、FBIは州知事の名前を出しただけで、他のメンバーについては一切報道がないのです。
まして彼はかなり前から利用していて、総額で8万ドルという大金をこのエスコートクラブに払っていたようですから、この組織はかなり前から営業していたことがわかるのです。でもFBIはこの事実をかなり前から知っていたようなのですが、今まで公表しないで伏せていたのです。

そして影の支配者達は、民主党候補にはヒラリーよりも、オバマさんになって欲しくて動いているような気がします。
その理由の一つは、今までミシガン州とフロリダ州の2州が、民主党本部の指示に従わなかったとして投票を無効にされてしまったのですが、この2州ともヒラリーが勝利した州なのです。この2州の代議員の票が入っていたら、既にヒラリーさんの勝利は確定していたと言われているのです。
もう一つの理由が、ヒラリーさんは選挙資金が集まらなくて、1時的にですが個人の財産を持ち出したいたことがあったのですが、これは企業からの献金が集まっていないからで、逆にオバマさんには沢山献金が集まっているのです。
白人と黒人のどちらを自分達の大統領として、アメリカ国民が選ぶかは今の時点では何とも言えません。
しかし日本の人は黒人に対する偏見はないですが、アメリカにおいてはまだまだ強いですから、米国大統領に黒人とWASPの2者択一になったとしたら、政策や公約に関係なくWASPを選ぶ人が多いことは、大いにありうることなのです。

影の支配者がオバマさんに勝たせたい理由は、選挙は水ものですから万が一ジョン・マケインが敗れたら、撤退を公約している民主党の候補者本人の抹殺にかかることになりますから、元大統領を夫に持つヒラリーよりも黒人のオバマさんの方が暗殺しやすいからではないかと思います。
したがって民主党はの候補はオバマさんになる確立が高いですが、もし彼が候補に指名されたとしたら、彼の副大統領候補はイラク撤退を公表していない民主党の人間になると思います。

平和な日本に住んでいる人にとっては現実離れした話ですが、11月の選挙直前にアメリカ国内でテロか何かの大きな事件が起きて、ブッシュは待ってましたとばかりの全米に戒厳令を布いて、選挙は兵隊の見守る中でおこなわれることになる可能性もあります。
そういう雰囲気ですと、イラク撤退派よりも戦争肯定派の方が有利に選挙が進むと思いますから、ジョン・マケインにとっては有利になります。

閑話:H.R.5122による戒厳令
9月に議会で成立して、2006年10月 17日にブッシュがサインして立法化させたH.R.5122と呼ばれる法律は、何か緊急事態が起きたとき、議会に図ることなくして政府に戒厳令を布く権利を与えています。
自分達の役割を放棄するに等しいこの馬鹿げた法律が議会で成立していますから、アメリカの議会も既に腐敗しているという一つの例がここに見られます。
この法律は緊急事態の意味の定義を非常に広い範囲にわたって意味づけしているので、政府がいつどういう状態になったときに戒厳令を発令するのか、全く不明なのです。
911同時テロのような事件が起きた時には、間違いなく発動されるようです。
そして一旦戒厳令が発令された時は、大統領が州知事のみならず市長、町長、村長にいたる末端の地方政府の長の代わりに全官庁に支配を及ぼします。
そして政府機関だけでなく私企業も、大統領の命令に従う義務があることが明記されています。

この法律は明らかに地方自治を謳うアメリカ憲法に違反しているのですが、マスコミは全く取り上げようともしません。
一部の骨のある学者が、この悪法の危険性をユーチューブに投稿しています。
下に掲載したURLは、C-Spanで放映された映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=jatpX6kuxHQ

アメリカ全土に戒厳令を布くという構想は、民主党と共和党も同じ穴のムジナという私の主張を裏付ける一つの例ですが、ブッシュ政権だけでなく民主党のクリントン政権時代から続いている構想なのです。
戒厳令がまだ立法化されていないクリントンの時代から、アメリカ正規軍隊が犯罪などと全く縁がないような平和な地方に出向いて、銃を携行しての見回りや、通過する車の捜査等の本番用のトレーニングを繰り返しているのですが、マスコミが全く報じないので一般の人の耳に入らないのです。
下のビデオは、たまたま近くの住人が撮影して、アメリカの警察国家化を憂いて活動しているアレックス・ジョーンズ氏に送ったものを、彼がユーチューブに入れています。
これは軍隊の訓練の模様です。
http://www.youtube.com/watch?v=71Jux68F_AQ&NR=1

下は、地方の警察の訓練の模様を、ローカルのテレビ局がニュースで放映したものです。Tシャツの連中はすべて警察の身内です。
http://www.youtube.com/watch?v=Y_9_5aBU33E&feature=related

今日は6月27日です。
追加したい事があります。
オバマさんの外交問題のトップアドバイザーとして、ズビグニュー・ブレジンスキーという人物がついていることを知りました。いつ頃からブレジンスキーがオバマさんのアドバイザーになったのか確認できませんでしたが、既に数人の彼の息のかかった人間をオバマさんの陣営に送り込んでいるようです。
ブレジンスキーという人は、カーター政権時の外交問題補佐官として、カーター大統領の外交に関する言動に非常に大きな影響を及ぼした人物です。彼はデービッド・ロックフェラーの右腕として長く動いている人物で、3極委員会はデービッドの発案ですが、実際に行動して立ち上げたのはブレジンスキーなのです。
ブレジンスキーがオバマさんの背後で動き始めたということは、オバマさんの大統領当選の確率が大きくなったと、アメリカの政界を牛耳る人たちが考えはじめているということだと考えられます。
たしかに今の共和党の候補者ジョン・マッケインとオバマさんを比べると、誰が見たってマッケインは投票したくなるような人物ではありません。
オバマさんが大統領になったら暗殺されるという説がもっぱらですが、ひょっとしたらブレジンスキーがうまく丸め込んで、イラクからの撤退をうやむやにすることになる可能性も出てきたので、暗殺はないかもしれません。
またネオコンが必死になって画策しているイラン侵攻は、ブッシュが在職中に実施できなかったらマッケインが引き継ぐといわれています。でもブレジンスキーは大反対しているので、オバマさんが大統領になったら、イラン侵攻の可能性がなくなるのは確実です。
まだまだ予断をゆるさないアメリカ大統領選挙の行方です。


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