アメリカの選挙の実態を紹介します。
現在先進国と言われる世界中の国の殆どは、民主主義政治を採用しています。
この民主主義が最良の政治体制化どうかは、議論すれば意見の別れることは火を見るよりあきらかです。
反骨の知識人として知られるジョージ・バーナード・ショーは社会主義者であったためか、
「デモクラシーというものは、腐敗した少数派を任命する代わりに、無能な多数者が選挙によって無能な人を選出することである」と民主主義を酷評しています。
しかし選挙で選ばれた人達が無能かどうかというのは、何を基準にして判断するかによって違ってくると思いますが、少なくても民衆から選ばれた人達であるという事実に於いては 民意を最も政治に反映できる人達ではないでしょうか。
(民意がベストの選択をしているかどうかは、全く別の問題になってきます。)
政治というのは一部の人の利益の為に行われるものではなく、大多数である民衆の満足のいく方向に国家を運営するのが、その第一義だと私は思うのです。
そして民衆が無能なのはただ単に情報が伝わっていないだけであって、今日のようにテレビ、ラジオ、新聞等のマスコミが発達しているのであれば、問題が起きた時にマスコミがこぞって取り上げれば国民全体が議論を重ねて、それによって民意が練り上げられていくと私は思うのですが、甘い考えでしょうか?
(必要な時に天はカリスマを持つ偉人を送ってくれて、その人物は時には民意とは逆の方向に国家を動かしていくこともありますが、結果として世の中の大改革が断行されていたということが歴史上みることができます。 日本においては聖徳太子、織田信長、西郷隆盛等が良い例です。)
そういう意味において健全な民主主義の育成には、”政府の見張り役”としてのマスコミと、民意を代弁する議員達が大きな役割を占めると思います。
現在のアメリカのマスコミは完全にデービッド・ロックフェラー氏の指示に従って、世論を作り上げる手先になっていますから救いようがないのですが、議員を選ぶ手段である選挙も彼らの魔手が伸びていて、国会議員の全員を自分達の意向に添う者だけで占めることも不可能でなくなってきています。
その一つの方法が2004年の選挙の時に一部の都市で使われ始めた、Diebold社の選挙マシーンなのです。
この機械を使うと投票に来た有権者達は、従来のように投票用紙に書き込む必要がなくボタンを押すだけで投票が終了し、その時にプリントアウトされる自分の投票した候補者の名前が印刷された紙を受け取って出てくるだけなので、投票に要する時間が短くなり間違いも少ないように見えますが、これが大変な機械であることが判明したのです。
アイビーリーグ8校の一つで、毎年メディアがおこなっている大学総合ランキングで、常に1位か2位にくるニュージャージー州にある名門プリンストン大学がこの機械の正体を暴いたのです。
CNNも彼らの調査結果をニュースで取り上げましたが、その調査結果がユーチューブに入っています。 英語ですが興味のある方は覗いて見てください。
投票に来た人が持って帰る受け取り用紙に印刷される人の合計と、投票終了後にこの機械が出す総合計に出てくる数字が、合わないことが明るみに出たのです。
仮にAとB候補がいて投票者の総数を95として、A候補に投票した人の数が仮に50とします。 B候補に投票した人は45とします。
投票した人が持って帰る用紙の合計はA候補が50枚あり、B候補は 45枚あるので合計が95になり数字は合っているのですが、投票の終了後に機械が出す合計はA候補が47で B候補が48と出て、投票総数の合計は95で合っているのですが、投票の結果はまったく逆になっていたのです。
この数字の出方は、ソフトの操作しだいで自由に変えることができるようです。
そして最近このDIEBOLD投票マシーンが、誤って11月におこなわれる大統領選挙の結果を出してしまった、というビデオが出ました。
もう既にこの機械のソフトにインプットされていた勝利者の名前は、ジョン・マッケイン氏ですが、報道しているのはオニオンニュースネットワークという聞いたこともないニュース局ですので、真実かジョークか私には判断しかねますが、他のニュースビデヲを見た感じでは非常にユニークな見方でニュースを分析をして、ジョーク好きなアメリカ人らしい番組と思うのですが、番組の構成は非常によくできていて真に迫っている内容で一見の価値はあります。
現ブッシュ政権は全米の各市町村の選挙管理委員会に、このインチキマシーンを使うことを強制しているのです。
このような機械が広く使われるようになったら、議員になって国会にでてくるのは、このインチキ機械をコントロールする連中の意にかなった人物ばかりになってしまいます。
もしもその議員の中で何かのきっかけで自分達に造反しはじめる人が出てきたら、次の選挙で落とせばいいだけですからコントロールする側にとっては、非常に簡単でいいのです。しかしそうなると民衆を代表しているはずの議員達が、ある一部のグループに気に入られた議員達だけになってしまいますから、選挙という民主主義体制の根幹を成す大事なシステムが、まったく意味をなさなくなるのです。
アメリカ政府はすでにある一部の人達の意向を受けて動いていますから、この上議会までが政府と同じグループの意向で動くようになってしまったら、三権分立という近代共和制の基本体制が、勇名無実になってしまうのです。
こういう政治体制を一党独裁と呼び、ナチスドイツと同じなのです。
こんな馬鹿なことが、自由の国アメリカで許されていいのでしょうか。
アメリカは今、これが現実となるのかどうかの瀬戸際に立っているのです。
ところで不正手段を使って議員どころか大統領を作り出してしまったのが、2000年におけるブッシュとゴアの選挙なのです。
ブッシュを大統領に当選させるために、2000年の大統領選挙において共和党が使った手の込んだやり口には、何が何でもブッシュを当選させるという彼らの意気込みが強く感じられます。
第1段階は、民主党の票を少なくする策略です。
この線に沿った行動は、全国レベルと最後の決戦と見られたフロリダ州の2つがあります。全国レベルでの本番の選挙ではブッシュとゴアの獲得した代議員の数は伯仲して、それが最後の大票田であるフロリダ州が天下分け目の戦いになった理由なのですが、専門家の間では民主党支持者の票が緑の党から立候補していたラルフ・ネーダー氏に流れたことは公然の事実ですから、ネーダー氏が立候補していなかったらフロリダに行く前に、ゴアの勝利が確定していた公算が大きいのです。
社会運動家として大企業の利益本位の姿勢を糾弾して、正義の味方のように思われている人が、大企業とお金持ちの味方である共和党を助けるような事はするはずがないと思いたいのですが、ラルフ・ネーダー氏の大統領戦出馬はブッシュ必勝大作戦の一部と私は断言できるのです。
なぜかというと、彼が最初に出馬したのは“プロジェクト:同時テロ”の準備活動がスタートする問題の1996年で、この年は再選を目指す民主党ビル・クリントンと共和党ボブ・ドールの戦いのときで、彼は出馬を表明しただけで選挙運動をまったく行わなかったのです。
その理由はこの時の出馬は2000年の本番に備えるための単なる布石ですから、無駄な選挙運動など始める気がしなかったのと、誰かに丸め込まれてこの年以降の毎回の大統領選出馬を承諾してしまったネーダー氏が、半分ふてくされ気味だったからと思います。
本番の2000年の選挙では、彼は国庫補助がもらえる5%の得票率を目指して必死に選挙運動を行い、結果的には全国レベルで2.7%の得票率を得たのみで補助金はもらえませんでしたが、民主党の票を食ってブッシュ勝利に大きく貢献したのです。
次の2004年の現職ブッシュとジョン・ケリーの戦いは、前回の二の舞を恐れて民主党がネーダー氏に出馬を辞退するように働きかけましたがうまくいかないので、ケリー本人までが直接彼に会いに行って頼むということまでやっていますが、ネーダーはにべも無く断っているのです。 結果は皆様のご存知のように、ブッシュです。
彼は100%勝ち目のない選挙に毎回出馬しているのですが、彼がやっていることといえば民主党の票を食っているだけですから、私からみるとイラク戦争を続行したい軍需産業と軍の上層部(一般の兵士は、何の意義も見出せないイラク戦争から撤退すべきだという意見が大勢を占めてきています。)と、国際金融資本家の目的を、ネーダー氏は助けているとしか思えないのです。
余談になりますが、このネーダー氏が2008年の選挙に出ると2月の終わりに報道されたのですが、もし彼が出馬する事になったら、アメリカ政界の影の支配者は民主党政権の誕生を望んでいないということになります。
皆さん、しばらくは自衛隊のインド洋での無料の給油活動が続きそうです。
次に関が原の戦いになったフロリダ州での民主党の票を減らすための直接の行動は、後にブッシュの選挙運動の副委員長になる人物がフロリダ州の選挙を管理する立場の州務長官だった時に、フロリダの選挙人登録名簿を手にいれて、元重犯罪人は投票権がないというフロリダ州法を利用して、名簿の中から元犯罪人の疑いのある人間17万人以上を選挙人名簿から永久削除した1999年に始まります。
何の根拠もなく疑いがあるだけで削除された人の半分以上は黒人だったのですが、中には単なる軽犯罪を犯して捕まった人や、一度も逮捕などされていない人達までもが何千人も含まれていたようなのです。
黒人は民主党びいきですから、民主党のアル・ゴア氏の投票を少なくするためには非常に有効な手段と言えます。
自分の投票権が削除されていることを知らないで投票にでかけて、投票所の入り口でストップされた人が沢山出たのは当然の成り行きですが、この一件から始まる共和党のペテンを見ていくと、万が一の場合の2重3重のバックアップ作戦が用意されているのがわかるのです。
次にこの州務長官は17万人の削除では足りないと思ったのか、他の州の重犯罪人名簿を取り寄せて、その州からフロリダ州へ引っ越したという名目で8千人の名前を削除したのです。
重犯罪者名簿をくれた州は勿論、ブッシュの地元テキサス州です。
大量の選挙人名簿の削除で勝利を確信していたのか、投票日が来て開票が進んでいる間はブッシュ陣営に大きな動きはなく静かだったのですが、テレビがゴア優勢を放送し始めるやいなや、慌ててブッシュ必勝大作戦チームは活動を開始し始めたのです。
共和党びいきで知られる兵隊に海外不在者投票を呼びかけるために、チームは急いで海外の駐屯地や軍艦にむけてメールを送ったのです。
3千近く集まった票の80%がブッシュに入ったのでゴアを上回る票を得たのですが、その中には日付が投票日の翌日だったり、また他の理由で全不在投票数の無効投票が3分の1近くもあったのです。
それに気がついたゴアが選挙委員会に、海外不在投票の有効な票だけを数えるべきだとクレームをつけると、祖国のために海外で働いている兵隊達を切り捨てる行為だ、という声が全国レベルで共和党議員から出始めて、そのうえゴアが選んだその時の民主党副大統領候補から、数えなくてもいいではないかという声が出るにおよんで、ゴアはおとなしくひっこんでしまったのです。
ちなみにこの時の民主党副大統領候補は、バリバリのユダヤ人で、ブッシュ担ぎ出しを画策しているネオコンも殆ど全員がユダヤ人で、中にはアメリカとイスラエルの2重国籍を持つ者もいるのです。
ゴアは強大な集票組織を持つユダヤ人の票の取り込みのために、ユダヤ人を副大統領候補に選んだのですが、
ゴアの人選はここでは裏目に出てしまったのです。
第2段階は、マスコミの攻略です。
開票が進むにつれて、CNN,ABC、CBS,NBCの4大テレビ局全てがゴア優勢を伝えていたので、アメリカ中の誰しもゴアの勝利を確信し始めていたのですが、投票は締め切られましたが集計がまだ終了していない時点で、突然フォックスニュースが“公式発表です。ブッシュが勝利しました。”と報じたのです。
するとそれまでゴア優勢を報じていた4大ネットワークが、どういうわけかフォックスに続けとばかりに立て続けにブッシュ勝利を放送したのです。
このブッシュ勝利を声高に宣言したフォックスニュースの社長は、ロジャー・アイレス氏と言って、長年放送畑を歩いてニクソンから始まってレーガン、パパブッシュ、ジュリーアーニの選挙時に共和党の選挙参謀として、彼らの当選に大きく貢献してきた人物です。
そしてこの局の選挙速報責任者のジョン・エリスは、誰あろうブッシュの従兄弟なのです。このフォックスニュースという会社の設立は1996年で、この1996年という年は同時テロの準備がスタートした年なのですが、既存の4大ニューステレビ局の一角にいきなり食い込んできて5大ニュース局の一つになったこの局は、ブッシュの勝利を宣言するこの瞬間のために設立されたようなものだと、私は確信するのです。
その理由は、フォックスニュースというこの会社の名前にあります。
日本語に訳すと、狐ニュースですよ。
オーナーのルパート・マードック氏は世界有数のメディア王で、映画会社の20世紀フォックスを所有しているとは言え、社名を決めた人は、非常に正直で嘘のつけない人だったか、ブラックジョークの大好きな人物で、間違いなくこの会社設立の目的、つまりブッシュを勝たすために国民を騙す目的で設立された放送局であることを、理解していたのです。 じゃないと日本人にとっては人を騙す動物であるばかりか、英語の口語でも、欺く、だます、という動詞に使われるFoxなどという、人を食った名前を報道機関に命名できるわけがありません。言うまでもないかもしれませんが、マードック氏はオーストラリア生まれですがユダヤ人です。
しかし必勝大作戦がここで終わると思ったら大きな間違いで、この次の第3段階があるのです。
選挙の公正さを保つために、フロリダ州の最高裁は選挙管理委員会に票の数えなおしを指示したので、当然の事としてアメリカ中がその結果を待っていたところ、突然連邦の最高裁が出てきて、票の数え直し中止命令を出し、そのうえブッシュの勝利を宣言したのです。連邦の最高裁の判事は現在9名で大統領が任命権をもち、一旦任命されると解任されることはない終身制なので、任命してくれた大統領に肩入れする傾向がありますが、この時の構成は共和党系が7人に民主党系が2人だったのです。
明らかに共和党のインチキで投票の公正さが失われたのに、最後の場面で出てきた最高裁が票の数えなおし(全部正しく数えたらゴアが勝っていたと言われています。)をストップした挙句に、軍配をあげたのが共和党だったのですから、この国の司法まで腐敗している現実を如実に示してくれた騒ぎでした。
ネオコンを中心として、共和党が総力を挙げてブッシュの当選に動いて不正に終始した選挙の結果を、あのアル・ゴア氏は素直に受け入れてしまったのですが、これは同時テロからスタートするアメリカの改造計画推進のために我慢するようにという指示が、影の支配者達からゴアに届いたからと断言できます。
余談ですが、この時彼はよっぽど悔しい思いをしたのか、この選挙後は地球温暖化現象に関する調査に打ち込み、その結果を2007年に公開したドキュメンタリー映画“不都合な真実”に結集したのですが、彼はこの環境をテーマの映画の中で、この時の選挙の結果を自分は受け入れたけど、絶対に同意しないと明確に述べています。
この共和党全体を巻き込んだ一大選挙違反に、はらわたが煮え返るほどゴアさんは悔しい思いをしたと推測しますが、このインチキのバックに影の支配者がいるので表ざたにはできないので、考えた末に地球温暖化をテーマにした映画を作ることにして、その中に挿入すれば堂々と全世界に公表できることを思いついたんじゃないでしょうか。
映画の中ほどまで美しい地球がテーマの画面が続いていたのが、いきなりアメリカの議会の映像にシフトした時にはビックリしましたが、ゴアさんの無念さがその短い映像から、強烈な波動を出していたように思います。
本題に戻って、ネオコンと中東の某国が長い期間を掛けて計画を練って実現にこぎつけたたかいがあって、同時テロ以降のアメリカは国防費が増強されたばかりか、一般市民の人権を蹂躙する各種の法律が制定されて政府批判が出来なくなってしまって、すべてが金融資本家達の計画通りに動いていますから、彼らの苦労は報われたといえるのです。
日本のみなさん、私は声を大にして何度でも叫びます。
ブッシュは選挙で選ばれた大統領ではありません!
この小学校4年生レベルの元アル中の中年男を担ぎ出して、ホワイトハウスに住まわせるまでの一連のプランを立案し実行に移した、ネオコンの働きをプロジェクトXの最終回放送で取り上げていたら、やらせで落ちた番組の評判を取り戻せたばかりか、この番組の有終の美を飾れたのは確実ですから、NHKは残念なことをしました。
ところでこの不正選挙に我慢できなくて、立ち上がった人達がいたのです。
翌年1月20日に行われた大統領就任式において、2万人にのぼる人達が抗議のプラカードを持って、全米からワシントンDCに集結し、彼らは口々に選挙の不正を非難し、ブッシュの乗る防弾ガラス張りの車にはトマトや生卵がぶつけられたのです。
就任式当日に国民からトマトや生卵をぶつけられたというのは前代未聞の珍事で、彼がアメリカの歴史上で最初の大統領の栄誉を担っています。

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