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                                 制作年月日  平成19年8月1日
現代の支配者達


アメリカの内政と外交を支配するのは CFRですが、地球全体を見た場合には 別の2つのグループが存在します。
欧州の人間で構成するビルダーバーガーズ(The Bilderbergers)と呼ばれるグループと、日本でもおなじみの日米欧3極委員会(The Trilateral Commission)です。

まず最初にビルダーバーガーズについて説明します。
1954年にオランダのオスタービークという町にあるビルダーバーグホテルに、第2次大戦後の西ヨーロッパとアメリカの関係を堅持するという目的で、欧米の各方面に影響力のある個人、各方面の会社社長、政治家等300人が オランダのベルンハード王子の呼びかけで集まりました。
これを初回として以来、毎年6月に世界中の何処かの最高級ホテルで会合を重ねています。 出席できるのはヨーロッパと北米に居住していて、オランダのライデンにある事務局から招待された人のみで、毎年100人前後に限定しています。
出席者の肩書きは、中央銀行関係者、国防関係者、マスコミの大物達、各国の大臣、首相、王族・貴族、国際的金融関係者等です。

以前は全く状況が掴めませんでしたが、スポットライトというCFRに買収されていない雑誌が記事を掲載しはじめてから、少しづつ一般に知られるようになりました。
この雑誌は2001年に廃刊しましたが、この雑誌の大事にしていた人民主義、国家主義的立場からの主張を、現在はアメリカンフリープレスという新聞が踏襲しています。
(注:国際金融資本家達の最終目的は金融を通じた世界中の支配ですが、国家主義、国粋主義と呼ばれる考えは、自分達の民族的自主性、国家的独立性を大事にするという立場ですから、世界統一国家、世界統一通貨、自由貿易という考えには反対の立場をとることになります。 
この考え方の良し悪しは別として、現在のアメリカのような暴力好きなマフィアが政権を握っているような国には、丁度良いのではないでしょうか。
2008年のアメリカ大統領選挙の共和党候補の一人である、ロン・ポール氏はこの考え方で、巨額の軍事費を節約するためにも、即刻世界中から米軍を引き上げるべきだと主張しています。)
現在では会合の場所、議題などは前もって発表されるようになりましたが、発表された議題が実際に討議されたかどうかは疑問で、会場で実際に討議されたことは一切公開されません。
2007年の会合は、イスタンブールのリッツ・カールトンホテルで行われました。
会場は夥しい数の警官や私立のガードマンで厳重に警備されて、関係者以外はマスコミ関係者でも入ることは許可になりませんでした。
マスコミが全くこの出来事を報道してこなかったのは、出席者の中には多くのニュースメディア関係者がいるからです。

次が3極委員会と呼ばれるグループです。
故宮沢元首相やソニーの盛田昭夫氏が会員だったことで、日本では日米欧3極委員会として設立当初マスコミに頻繁に登場していますから、名前だけは聞いたことがあるという人は多いと思いますが、本来の目的は何なのか知らない人の方が多いのではないかと思います。
設立が1973年と比較的新しいのですが、設立のアイデアはデービッド・ロックフェラーで、カーター政権の外交問題特別補佐官だったズビグニュー・ブレジンスキーに命じて、ブレジンスキーが実際に行動して立ち上げました。

上院議員バリー・ゴールドウオーター氏が、アメリカ人からの見方を語っています。
”3極委員会は国際的なグループで、アメリカ政府の政策をコントロールすることによって 商業的企業と銀行が世界中にビジネスを展開し安くするための道具なのです。
3極委員会は政府が権限を持つ4つの事、政策上、金融上、知識上(CIAの情報と違法な活動の事?)、教会に関する事を支配して、それを強化するための熟練した人による調和した努力を代表しているのです。”

デービッド・ロックフェラーが3極委員会設立を思い立った直接の理由は、経済的な躍進がめざましかった日本をビルダーバーガーに加えたくて会議で提案しましたが、結局否決されてしまったためのようです。
しかし3極委員会はビルダーバーガーとは少し性格が違い、より大きな視野を持ち、会員も日本、米国、ヨーロッパの企業経営者、労働組合代表、経済学者、銀行家、政治家とマスコミ関係者が主で、ゴールドウオーター氏が指摘したように経済的な面が大きいのです。
会員の多くは実際に世界を動かす国際金融資本家達の中枢に近い人たちではありませんが、間違いなく彼らの目標である世界統一政府設立に焦点をおいて、活動を展開しています。
当初は欧米の会員の他は85人の日本人しかいませんでしたが、2001年以降現在では韓国、中国を始めとしてオーストラリア、ニュージーランド等の環太平洋諸国からの会員が増えていますので、日米欧の3極委員会とは言えなくなっています。
現在北米の会員は107名で、欧州は150名の枠の全てがうまり、アジアは75名の日本人、11名の韓国人を筆頭に総勢107名になっています。
米国会員にはデービッド・ロックフェラーを筆頭に、多くの大企業のCEOや経営者がいますがその他にジョージ・H・ブッシュ(父)、ジミー・カーター、ビル・クリントン、ディック・チェーニー、ヘンリー・キッシンジャー、ズビグニュー・ブレジンスキー、等アメリカ政界の大物達が並んでいますが、その理由はアメリカと欧州の違う点の一つに、アメリカでは経済界と政界の両方に関係している人が多いということが挙げられますが、その例として政治の世界で知られているキッシンジャーは、チェース銀行の国際関係担当の委員会の議長をしていましたし、ジョージ・ブッシュ(父)は長い間兵器・武器関連企業であるカーライルグループの顧問をしていましたし、ディック・チェーニーは副大統領になる直前まで 本来は石油探索会社で、現在はイラク復旧事業の多くを入札なしで獲得したハリバートンの社長をしていたといったような事実があげられます。
アメリカの政治家達はあからさまに蓄財に興味を示しているという事ではないかと思います。 この国では財産の多さが成功の物差しですから・・・・・。

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