制作年月日 米国東部夏時間 平成19年 7月27日
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資本主義経済においては、株式市場はその要と言っても過言でないと思います。
会社の資産は株の値段によって左右され、個人の資産も持ち株の値段によって毎日のように増減し、株式市場のアップ・ダウンに国中が一喜一憂していると言えます。
しかし幸か不幸か私は短期的に株を所有したことはありますが、金額的も少なかったためかあまり深く研究したことがないので、再びジョージ・ハンフリー著の”コモンセンス”という小冊子からの ”株式市場”という項目の抜粋を紹介します。
現在ウオールストリートにおいて我々の社会の歴史における、最大規模の富の移動が進行中であることが観察されています。
現在の株式市場の総価値は経済の現実を反映していません。(これは現実の価値以上に株価が高いことをーつまりバブルの状態を意味しています。)
その修正が起きるとすれば、それは必ず起きるのですが、多くのアメリカの家庭が彼らの投資金額の相当大きな額が無くなることになります。
多くの個人や家族にとって、それは経済的な破綻を意味するのです。
株式市場は実際上と相関的な評価額において、前例のないそして過去において見たことがない上昇を経験しています。
1981年においてダウジョーンズ平均は900でした。
今日において8400程に膨れ上がっていますが、これは16年間に933%の上昇があったことになります。
そしてほんの5年前にはダウジョーンズは2500だったのですが、その時でさえ殆どの人が異常な高値だと思っていたのでした。 これは一年間45%もの上昇になるのです。
経済の研究は必ずしも容易でなくまた的確にできませんが、我々は紙でできたお札はそれ自体には何の付加価値もないことは理解しています。(食べることはできないし、着ることもできませんからね。)
この紙のお金は労働、価値、サービス、材質、土地、家、工場、服地等の価値を象徴するものなのです。
人類の歴史上人々は農場、大工仕事、工場等で作業して、彼らが生み出した付加価値(労働量)に基づいてお金を受け取っていたのでした。
現在の株式市場はなんら実際の、又は生み出された付加価値を象徴していないという事実が観察されます。
数年間ダウが年間40%以上も上昇を続けた時、生産量は年間平均で2.9%の上昇で、利益率は年間3.6%の上昇をしただけなのです。
株価の上昇に火がついた結果、2つの新しいそして危険な現象が発生しています。
その一つは大部分がベビーブーマー達ですが 株式市場や投資信託に投資している彼らの個人的財産の量が2倍に増えたのです。
2つ目はこの数年間幾つかの外国の政府(特に日本を始めとする環太平洋諸国)が、紙幣の印刷量を増大させてそのインフレ通貨でアメリカの国債を大量に購買し、またその通貨がウオールストリートに流れ込んでいるのです。
しかしながら1998年の初期の段階で、アジア諸国の通貨価値の激減が観察されています。
やがては 日本をはじめとするアジア諸国は国内での不足通貨を補うためにお金が必要になってきますから、彼らはアメリカの株式市場から資金を引き上げたり、国債を売却するはめに陥ってきます。
そんなことになればウオールストリートは大混乱を起こします。
(注:日本が巨額の予算赤字を抱えていることは 皆さんも承知と思いますが、予算の不足分を埋めるために大蔵大臣が日本の国債をセールスして回っているようですが、それでいて後生大事に大量のアメリカの国債を抱えているのはアメリカから国債を手放すな、と脅かされているのでしょうかね。 まあ ウオールストリートがくしゃみするだけで日本は風邪を引くと言う関係ですから、アメリカの国債を日本が放出したのが原因で’ウオールストリートの株価が暴落したら、日本の経済はどういうことになるのか考えたくもありませんから、日本政府としてはやはり後生大事に抱えているしか、選択の道が残されていないのかもしれませんね。)
実質以上に上昇している株を買うことは、投資ではありません。
むしろギャンブルと言えます。
バブル状態に陥った株価は、いづれは正常な価値に戻ります。
その時ギャンブラーは負けてしまいます。
泣くのは自分の虎の子をはたいて株を買っている一般投資家なのです。
国際金融資本家達にはその時期は前もって知らされますから、直前に売り抜けることは間違いありませんから傷つきません。

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