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                              制作年月日 平成19年7月13日 米国東部夏時間
水で走るエンジン


皆さんにおとぎ話を一つ紹介します。
ガソリンの代わりに水を使って走る車ができたら・・・・という夢のような話に取り組んだ男の物語です。
昔アメリカはオハイオ州の片田舎に、スタンリーとスティーブンという名前の双子の兄弟がいました。
2人はいつも仲が良く物を作り出すのが好きで、おもちゃも自分達で作り出していました。
高校を卒業してからオハイオ州立大学に時々通っているのが見られましたが、卒業はしませんでした。 
やがて1970年代に入ると第一次オイルショックが世界中を襲い、ガソリン代が高騰しそのうえガソリンが品切れになるという事態がおきました。
それに刺激されたのか1975年、齢30歳にしてスタンリーがあることに興味を持ち、研究に没頭しはじめました。
それはガソリンの代わりに水で動く、エンジンの研究と制作でした。
そして使える水は水道水、雨水、川の水、冬ならば雪、海の近くだったら海水、 どんな種類の水でもOKという夢のようなエンジンです。
この研究は一部の人の興味を引いたようで、ある時スタンリーはスティーブンに電話で”800億ドルで研究を売って欲しい”という申し出があったと報告しました。
でも研究は完成していなかったので、そのオファーは断って研究を続行しました。
やがて彼の研究に2人のベルギー人億万長者が興味を持ち資金を提供してくれたので、研究は順調に進みました。
1998年の3月20日にスタンリーとスティーブンと2人のベルギー人の4人で、製品の完成にまでこぎつけたのでそれを祝って、クランベリージュースの入ったグラスで乾杯をしました。
スタンリーがジュースを飲むやいなや喉をかきむしり、激しい嘔吐にみまわれました。
建物の外でスティーブンに抱えられたスタンリーは”やつらに毒を盛られたよ。”を臨終の言葉にして57歳の生涯を終えました。
彼の死を調査したコロンバス市警察署は、死因を病死と発表しました。

水で走るエンジンなどという石油メジャーが聞いたら、その場で卒倒しそうな物に一生を掛けましたが、一般に知られる事もなく死んでいってしまった男の物語というしごく単純なストーリーで、お伽話としては面白くも何ともないのですが、もしこれが現実に起きた事件としたら事情は違ってくると思いませんか。 
そうです。これは実際に起きた事件なのです。
1991年の1月ロンドンのクイーンメアリー大学の工学部長マイケル・ラーフトン、元英国海軍副司令長官海軍大将アンソニー・グリフィン卿、イギリスの電気関係専門誌ワイヤレス・ワールドが派遣した化学者キース・ヒンドリー博士がようやくできた試作品、フォルクスワーゲンをベースにしたバギーの調査にオハイオの実験室まで来ているのです。
彼らが観察した中で既存のエンジンと最も違うのは、何時間もの連続走行後もこの新エンジンは冷たいままであったということです。
数時間に及ぶ討議の結果彼らは”スタンリー・メイヤーは、今までに知られている電気分解の特徴を殆ど現さない全く新しい方法で、水を電気分解する方法を発見したようである。”と結論づけているのです。
ガソリンを使わないで水で走るエンジンができたら今世界中が抱えている沢山の問題、地球温暖化、環境汚染、石油を求めての侵略戦争、がたちまち解決します。
またそれ以上に私達一般庶民にとって嬉しいのは、ガソリン代が全くいらなくなるのですから夢のような話ーーブッシュを始めとして石油で旨い汁を吸っている連中にとっては悪夢ーーですから、もう少し詳しく知る価値はあると思います。
ましてその研究に没頭し、完成にまでこぎつけたスタンリー・アレン・メイヤーという人間は、世紀の偉人としてもっと世に知られるべきなのではないでしょうか。
彼はここに至るまでに20個以上の特許を取得していますが、その多くが今年期限が切れてしまいます。
ということは誰でもこの特許事項を申請された順番に再現していけば、彼の世紀の発明を再現できる可能性があるのではないでしょうか。
水を使って走るエンジンというのは物理学の常識からいうとありえないようですが、誰か試してみませんか?

下のアドレスは彼の発明を紹介しているサイトです。
http://www.dispatch.com/dispatch/content/local_news/stories/extras/0707/hydro.html
このサイトに行って、画面の右側に彼の写真のある記事の真下にビデオと書いた欄があります。
そこには2つのビデオが入っています。
一つ目は彼が試作したバギーのエンジンを水で稼動させる様子を見せています。バギーの後ろについている燃料タンクは取り外してあり、代わりに見慣れない透明の筒がバギーの横に置かれています。 ここではバギーの走行するところはありません。
2つ目のビデオは、オハイオ州の地方テレビ局が1998年に放送した映像です。
ここではバギーの走行する様子が見られます。
ここで見る様子では、一般道路に出る時の加速は非常にスムースです。
このニュースの中で発明者のスタンレー・マイヤーは、このバギーで22ガロン(83.6L)の水があれば ロスアンジェルスからニューヨークまで走行できると言っています。
LAとNYの距離は、大体2780マイル(4448Km)です。 
1ガロン当たりの走行距離は 126.36マイルになります。
これは1リットル当たりの走行距離に直すと 53.2Kmになります。
トヨタのプリウスはアメリカで1ガロンで110マイルと言われていますから、それよりも燃料効率がよいのですから、言うことなしですよね。
イギリスからの専門家達の証言でエンジンが熱くならないと言っていますから、この新エンジンはエネルギーが熱として逃げないで、動力のほうに使われるので効率が良いのではないでしょうか。


下記のアドレスのサイトは、現在知られている全てのガソリンを使わないで走る車の事を特集しています。 画面の左側に並んでいるのが、それぞれの車の紹介です。
http://www.waterpoweredcar.com/nz.html
スタンリー・マイヤーの車は勿論のこと、ニコラ・テスラが1900年代初頭に作った車も紹介しています。 
水に何かを混ぜてそれをガソリンの代わりに使って既存のエンジンを走らせることに成功したという人物が、ニュージーランドとオーストラリアにいます。
その人達のことも取り上げています。
この人達はエンジンを作るのでなくて、水の新しい性質を利用しようとしているように思います。
オーストラリアの方の風船を使った映像は、電気処理をした水を風船の中に入れてそれを燃やす実験をしています。 映像では確かに燃えていますが、にわかには信じられない映像です。
できることなら目の前で見てみたいものです。

最初から先入観で”ありえない”と決め付けるより、実験してみるという姿勢が大事なのではないでしょうか。
稀代の発明家ニコラ・テスラは空気中からエネルギーを取り出したといいますから、現在の物理学で人間が理解していることは、宇宙のごく ごく一部の事でむしろそれが我々の想像力に蓋をしてしまっているのではないでしょうか。

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