制作年月日 平成19年6月23日 米国東部夏時間
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原題が”Operation Lune"というタイトルでフランスで制作され、2002年10月16日にテレビ放送され、2004年にオーストラリアで”Dark side of the Moon" という名前で放送された、52分14秒の長さのドキュメンタリータッチの映画を紹介します。
ピンクフロイドが全く同名のアルバムを出していますが、全く関係ありません。
信じる信じないは別にして、皆様はアポロ11号は月に着陸していない という説を聞いたことは今までに一回や2回はあると思います。
この映画のテーマもそれを扱っていて、月面着陸を捏造することによって世界中の人間を騙すという、世紀の大ばくちを打った当時の大統領ニクソンがそれを決断するまでの状況とその実行方法を、当時のフィルムを挿入し、ニクソンとキューブリックの2人は実際のフィルムを使っていますが、ニクソン内閣の閣僚達、KGBの捜査官、宇宙飛行士、キューブリック夫人等出演者の殆どは実在の人物を出演させて、回顧録の形をとって再現しています。
このKGBの人間が 「私は実況中継のテレビ場面を見て、すぐにでっち上げと気がついたよ」という台詞とともにおかしい箇所を指摘するのですが、私はいちいちなるほどと納得してしまったほど筋が通っていました。
一番最後の部分で出演者達のいわば生の会話を出す事によって、この映画がドキュメンタリーではなくてドラマとして制作されたことが、観客にわかるようになっていますが、
この映画を2003年のテレビ朝日の大晦日のビートたけしの番組で紹介した時に、一番最後の部分をカットしたらしく、だいぶ誤解した視聴者が出たようです。
でもニクソンが捏造を決断するまでの過程は、なかなか迫力があり私はかなり引き込まれてしまいました。
しかしその捏造説の真偽を検証するのが、このページの目的ではありません。
私がこの映画を皆様に紹介する理由はたった一つのシーンの為なのです。
私のサイトをここまで読んでくださった方ならば、過去50年のアメリカの大統領は一人の例外を除いて全員がCFRという一つのグループの会員だという事実をご存知と思いますが、その例外がレーガンなのですが、私は常々何故レーガンが大統領になれたのか不思議に思っていたのですが その理由がこの映画の中の一シーンに出てくるのです。
この映画そのものがドラマとしての作り物だというのはわかっているのですが、このシーンが私に与えた衝撃は余りにも強烈でした。
この映画の脚本を書いた人は、CFRの事も、レーガンがメンバーじゃないことも知っていたのだろうか?
それともこの月着陸捏造は真実なのだろうか、とまで思ってしまったほどでした。
映画制作者達は映画の中で、思いがけない事を喋らせることが好きなようです。
一番新しい007”カジノ・ロイヤル”の中で マイアミ空港での新型飛行機爆破を未然に防いだボンドに彼のボスMが ”9月11日に同時テロに使われた飛行機会社2社のプットオプションを大量に買って大儲けした奴がいた。 それと同じ事をまた計画したんだよ。”
と言うシーンがありましたが、この映画の製作者は同時テロの前の週の株式市場の異常を知っていたようですね。
それともこれはイギリスでは誰でも知っていることなのでしょうか。
筋をまとめると、
ソ連との冷戦真っ最中のアメリカにおいて、今世紀末までに月に人類を立たせるというケネディーのスピーチを受けて、ガガーリン少佐を宇宙空間に送ったソ連に負けまいとニクソンは大きな決断をします。
映画”2001年宇宙の旅”を制作したスタンリー・クーブリックを起用して、月着陸の捏造を計画します。
計画はうまくいき、全世界がアメリカの科学力はソ連より進んでいることを、明確に認識するようになり目的は十分に達せられました。
そして、大役を無事に終えたクーブリックにNASAの係員が近づいてきて
「よくやってくれた。そのお礼として今度大統領を君達の分野から出すことになるだろう。」
と言うのです。 君達の分野と言うのは芸能界ですよね。
この一言が衝撃でした。
大統領選出にNASAが関係しているという話は聞いたことがないので、この辺りは話の展開が少し強引だと思うのですが、でも現実に副大統領にロックフェラーの下僕のジョージ・W・ブッシュ(父)を配して、万が一俳優出身のレーガンがおかしな事をやり始めた時の、レーガンの暗殺も考慮に入れた人事配置をしていますので、この映画はなかなか真実味のある構成をしているとしばし感動した私でした。
ところでこの映画がもうインターネットで見れなくなっています。
先月(5月)までリンクが繋がっていたのですが、誠に残念です。

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