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制作年月日平成19年6月15日
民主国家?独裁国家?ファシズム?

アメリカという国は1776年にイギリスから独立を果たしているのですが、当時ヨーロッパの多くの国が、王様を頂点にした君主制か共和制をとっていました。
そこへ王様がいなくて主権を一般民衆に置く、という画期的な憲法を掲げた国が出現したわけですから、ヨーロッパ中から移民がくるようになり、その移民のエネルギーがやがて今日のような、アメリカの躍進の原動力になったといえます。
現在においては主権在民は当たり前になっていますが、当時としては革命的な出来事だったに違いないのです。
そしてその事をこの国が世界に誇れる伝統として、国民の一人一人が認識し大事にしてきたのでした。
ところが2001年9月の同時テロの一ヶ月半後にブッシュ政権が議会に提出し成立させた”米国愛国者法案”によって、独立戦争に身を賭して戦い、ようやく勝ち取った独立に際して建国の最大の理念として、建国の立役者達が苦労して憲法に盛り込んだ個人的人権の尊重が、 全く有名無実になってしまったのです。 
実際にどんな事がおきているのか、その具体的な事例を幾つか紹介しましょう。

2002年12月  オハイオ州
高校生がシークレットサービス(財務省検察部)の取調べを受けました。
彼の罪は、ブッシュの顔写真の横に俺達の大統領じゃない、という文字の入ったTシャツを着ていたというものです。

2001年9月1日  ジョージア州
ある男性がシークレットサービスの取調べを受けました。
彼の罪は、トラックの後部バンパーに反ブッシュのステッカーを貼って走っていた、というものです。
ステッカーには 
”人の事を言えないぞ。ブッシュは泥棒、嘘つき、2つの顔を持つ殺人鬼だ。”
”ジョージ・ブッシュと馬鹿な共和党員なんか、くそくらえだ。”

2002年11月4日 テキサス州ダラス
12人の学生が留置されて取調べられ 逮捕するぞとシークレットサービスから脅かされました。
彼らの罪は ブッシュがスピーチしている時に会場の後ろの方で ”No War in Iraq" と書いた
横断幕を掲げたことです。 それが大統領の生命に危険を及ぼしたからだそうです。

2003年3月3日 ニューヨーク州アルバニー
ある弁護士が、住まいの近くのショッピングモールを歩いている時に逮捕されました。
彼の罪は、逮捕の寸前にモールの中で買って着ていた、反戦のスローガンを書いたTシャツを着ていたことです。
Tシャツには 前面に”地球に平和を” 
        背中には”(イラク内の武器の)検査結果をまじめに取り上げよう”

2001年3月 サウス・ダコタ州
ある男性が大統領の命を脅かした罪で逮捕され、2002年9月に連邦刑務所に投獄され、37ヶ月間牢獄に繋がれることになりました。
彼の罪は町の酒場で言った冗談 ”ブッシュを火あぶりにすることによって、神様は我々にその意思を表明するかもしれない。”と言ったことが逮捕、投獄の理由です。

いかがですか?
ブッシュのことを冷やかしたり、反戦のTシャツを着た人達がシークレットサービスの取調べを受けているのです。  言論の自由、表現の自由がなくなっているのです。
秘密警察ゲシュタポの暗躍したナチスの統治下、スターリンの恐怖政治の時の共産ロシアでは当たり前に行われてような事が、現在のアメリカ合衆国内で実際に起きているのです。
ここに挙げたほんの5つの例のなかで、2つが同時テロ以前に起きた事が含まれています。
”米国愛国者法案”によって人権の蹂躙ということを、政府は大っぴらにできるようになりましたが、ブッシュ政権は設立当初から人権蹂躙をやっていたことが、この事実からうかがい知れます。
ブッシュの独裁者的な言動がマスコミで時々報じられていますが、民主国家政府の長としては不適格な人物と言えるのではないでしょうか。
6月15日追加
第2次大戦後の殆どの大統領は、国際金融家達の操り人形の役割しか果たしていないのですが、そのフラストレーションを彼はこのような形で発散しているのでしょうか?
八つ当たりの対象にされた一般庶民がいい迷惑ですよね。
ところでこのブッシュ(ジュニア)という人物は、色々なトーク番組において笑いのネタに使われていますが、この番組の司会者達には意地悪をしていないのです。
テレビ番組の司会者に何も言えない分を、ここぞとばかり大統領としての職権を使って力のない一般市民を苛めているとしたら、とても嫌な性格ですよね。
ところで私は30年に及ぶアメリカ生活において、カーター以来5人の大統領を見てきたのですが、ブッシュ(ジュニア)ほど巷で馬鹿にされている大統領は過去にいなかったように思います。 その理由を考えてみるにブッシュ(ジュニア)には、コメディアンの素質があるからと私は思うのですが、その一端を ”憎めないブッシュ”のページでビデオを使って紹介します。 必見の価値がありますよ。
大勢の記者を前にしての記者会見の場での彼の態度には、私は最初から最後まで腹を抱えて笑ってしまいました。                 

ファシズムの元祖と言われるイタリアの独裁者ベニト・ムッソリーニの言葉
”ファシズムとは、まさしく国家と私企業の活力が合流した協調組合主義と言えるだろう。”
この定義からいうと現在のアメリカというのは、新しい形のファシズムに突っ走っていると言えるのではないでしょうか?
政府がマスコミを操って民衆を操縦しようとしているのは、ナチスドイツが国民啓蒙・宣伝省を設立してゲッべルスに大衆洗脳に専念させたことの現代版であり、表向きは民主・共和の2党制ですが実質的にはCFRの意を受けた一党制であるのは、ナチ党一党しか存在しなかった事と同じであり、同時テロ以後FBIが大っぴらにやっている電話の盗聴はゲシュタポが得意としたことであります。 
その他にこの国の特徴として、影の政府として実態が不明ですが膨大な予算を使うNSAがあり、国外での要人暗殺、民主政権転覆、外国の傀儡の独裁政権擁立等、自分達の利益にならない存在は国家、人物に関係なく抹殺してきた悪魔の存在CIAが 現在でも大っぴらに活動しているという事実があります。
ナチスドイツとスターリン時代の共産ロシアの恐怖政治に加えて、世界最強の軍を世界中どこへでも派遣するという、例えて言えば闘争好きなマフィアに軍隊を持たせたようなことをやっている国家は、未だかって地球上に存在したことがないのです。  
ブッシュが大統領になった2000年の選挙は、最高裁裁定という前例のないやり方でブッシュが大統領に指名されたのですが、公正に選挙が行われていたらアル・ゴアの勝ちと言われています。 つまりブッシュは選挙で選ばれた大統領ではないと言えるのです。
また歴史上 独裁者の多くは選挙で民衆から選ばれていないという事実があります。
アメリカは先進国のなかでは唯一、独裁政治を経験していない国です。
ひょっとしたらこの国は巧妙に隠された一党独裁の下で、共和制国家から独裁制国家に移行していくのでしょうか。 
歴史に新しいページが加わることになりそうですね。
6月1日追加
話は飛びますが、最近興味深い記事がありましたのでここに紹介します。
この独裁国家アメリカに将来対抗しうる国の一つに、共産党独裁国家の中国があることは 日本人ならば誰しも依存のないところと思いますが、このアメリカと中国が全面戦争に突入したらどっちが勝つかという質問に対して、石原都知事がニューヨークの日本協会での講演の後で語った言葉があります。   あなただったらどう答えますか?
石原慎太郎という人は歯に衣着せぬ言動で、何かとマスコミから叩かれることも多いのですが、現在の日本においてアメリカに対して信念を持ってNOと言える、ただ一人の政治家であるという点においては私は政治家石原を高く買っています。
彼は”戦争の帰結は人間の生命の消耗戦”と定義して、”7000万人の自国民を殺してはばからない人(毛沢東)を国父としている共産主義政権”に”3000人の米兵の死亡で政権が揺らぐ米国は対抗できない”と断言しています。
気持ちの良い程明確な論理で、結論を出しているのがさすがだと思いました。
ちなみに私は近代兵器で圧倒的軍事力を保有するアメリカが有利だと、最初は思ったのですがよく考えてみると 昔のヴェトナムもサダム・フセイン時代のイラクも、兵器・武器の装備という面においては当時のアメリカに比して比べ物にならないほど貧弱だったのは共通していますが、最終的にはヴェトナムが勝ちましたし、イランからの撤退もブッシュは抵抗していますが時間の問題なのは明白な事実ですから、最終的には”人間の生命”が戦争の帰結を決めるというのは真理のようです。
ただしこの質問を独裁国家同士の戦いという見地からみると、現在のアメリカが弱いのは独裁国家としてはスタートしたばかりですから、まだ基礎が固まっていないので3000人の兵士の死で政権も揺らいでいますが、近い将来により強権を有する政権が出てきたときには、事情は全く違ってくると思います。

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